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SNGのチップの価値はキュッシュゲームのチップの価値とは違います。

ここでは、6人のテーブルで考えてみましょう。キャッシュゲームで2人のプレーヤーが $10 持っていて、プリフロップでオールインしたとします。勝ったプレーヤーは$20 獲得します(レーキは考えません)。このようにダブルアップすれば得られるお金も2倍になります。

今度は 参加料$10 の6人SNGを考えてみましょう。最初のハンドで2人がチップの全て1500をオールインします。負けたプレーヤーはゲーム終了で、勝ったプレーヤーはチップが3000(アンティを考えません)になったとします。勝ったプレーヤーのチップは2倍になりましたが、獲得できる期待賞金は2倍になりません。

 

機械を使って計算してみると、 1.86倍にしかなりませんでした。残りの期待獲得賞金はオールインに参加しなかったプレーヤーに分配されます。6人のSNG が5人に減ったことで、賞金がもらえる2名に入れる可能性が高まったからです。

1位のプレーヤーは全チップ料を獲得したのに全賞金をもらえないことから考えて、SNG ではチップを獲得しようとリスクを冒す価値ほど、そのチップの金銭的な価値はありません。つまりキャッシュゲームと比べると、利益的にコールするためにはSNG ではよりエクイティが必要になります。

 

序盤(10/20、15/30)

キャッシュゲームの場合よりタイトにプレーします。他のプレーヤーをよく観察し慎重にプレーします。ブラインドスティールも控えめにして良いカードが来るのを待ちます。下手なプレーヤーがルーズにプレーして人数が減るのを期待します。

この段階で、ゲーム終了にならないようフロップ以降も細心の注意を払います。

ただプレミアムハンドが来た場合はプリフロップでオールインまでして全然構わないと思います。

 

上の図は9人テーブルで2人ノックアウトされ7人残っているところです。ここでは3人ともミスを犯しています。A5sは22BBでオールインするようなハンドではありません。ここはフォールドしなければなりません。

QTo もいくら前のプレーヤーがルーズだとしてもオールインにコールするようなハンドではありません。 89sでコールしたプレーヤーはクリックミスだと祈りたいのですが、なぜコールしているのかが良く分かりません。2人がオールインしているのにこのような9ハイでコールするのは絶対に止めましょう。残り4人のプレーヤーは何もせず得ができるうれしい場面です。

 

中盤(25/50、40/80)

スターティングハンドを序盤に比べて少し広げます。ブラインドスティールを増やしチップが減らないように努めます。序盤よりアグレッシブにプレーし、機会があればダブルアップを狙います。

 

終盤(60/120~)

有効スタックが12 BB以下になったら、オールインかフォールドのどちらかにします。例えば、10BBしか持っていなくて、ミニレイズをしたとします。誰かがオールインをしてきたら、非常にポットオッズが良いのでコールしなければならないケースがほとんどだからです。

つまり始めからオールインしてフォールドエクイティを高めた方が良いです。またリンプなどしてもあまり意味がありません。たまにAAかKK でリンプするプレーヤーもいますが、何度も一緒にプレーしていると観察しているプレーヤーには何を持っているかがすぐわかってしまうからです。

下の表はポジションと有効BBから考えた簡単なオールイン表です。前のプレーヤーが誰もアクションしておらず、自分が最初にアクションする場合の時に使えます。例えば、カットオフにいて手持ちスタックが12BB以下だったら86s や 75s でもオールインすることを表します。

このようにルーズにオールインするのは良いカードを待っている間にブラインドで手持ちスタックがなくなるのを何としても避けたいからです。

 

ポジション BB スーティッド オフスート ペア
ボタン

カットオフ

ブラインド

12以下 AK-A2

KQ-K2

QJ-Q2

JT-J6

T9-T6

98-96

87-86

76-75

65

AK-A2

KQ-K4

QJ-Q9

JT-J9

T9

全て
それ以外のポジション 10~12 AK-A9 AK-AJ AA-66
5~10 AK-A2 AK-A8 全て
それ以外のポジション KQ-K4

QJ-Q8

JT-J7

T9-T7

98

KQ-K9

QJ-Q9

JT

5以下 AK-A2

KQ-K2

QJ-Q5

JT-J6

T9-T6

98-96

87-86

76-75

65

AK-A2

KQ-K6

QJ-Q8

JT-J9

T9

全て